ヘルペスと帯状疱疹の違い
口唇ヘルペスや性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルスが原因でしたが、帯状疱疹もヘルペスウイルスが原因で発症します。しかし、帯状疱疹を発症させるヘルペスウイルスは、水疱・帯状疱疹のウイルスといわれ、口唇ヘルペスや性器ヘルペスを発症させる単純ヘルペスウイルスとはちょっと種類がことなります。
ヘルペスと帯状疱疹の違いは、発症させるウイルスが違うことがわかりました。後、発症した症状も違ってきます。
ヘルペスは一ヶ所が赤く腫れてその回りに水泡ができますが、帯状疱疹では体の半分のどちらかの全体に出ます。帯状疱疹の痛みは、全く感じないものから夜も眠れないくらいに激しい痛みを伴うものとさまざまなタイプがあります。
帯状疱疹の症状は、最初に皮膚がひりひりしたような感じの痛みやかゆみなどが1週間ほど続き、やがて違和感を感じた場所に赤い発疹ができ軽度の発熱や頭痛などがでてきます。
発疹が現れてから1週間後には、水ぶくれなどが次々に出来てきて、発疹の範囲が広がっていきます。その後は、2週間くらいで水ぶくれの箇所がかさぶたとなり、3週間位かけて治癒していきます。